夜桜メダカの特徴・固定率・値段・女雛との違いについて紹介します!
今回は、夜桜メダカ(以下 夜桜)について特徴・固定率・値段について紹介していきます。
意外と知られていない女雛(めびな)メダカとの違いについても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
夜桜メダカの特徴
夜桜は、2017年に垂水氏によって作出された品種で、黄色と黒色の2体色に、半透明燐(透明感のある鱗)で、ラメが乗る品種になります。
半透明鱗のため、ホホが透けてピンク色に見えるのも特徴の1つで、黒体色と相まって「夜桜」と言うニックネームに相応しい特徴を持っている品種と言えます。
体色の表現やラメの乗りによって、同じ夜桜でも印象が異なるのも夜桜の楽しみ方の1つで、様々な表現の系統を持つ個体が産まれてきます。
そのため、夜桜から派生した品種に夜桜ゴールドなどがあり、こちらは夜桜から産まれた黄体色が強く出ている個体を選別・累代させて、固定化させていった品種になります。
夜桜自体はオーロラ幹之メダカと黄幹之メダカの掛け合わせから作出された品種で、作出から時間が経った現在でも、人気品種の1つです。
夜桜メダカの固定率
夜桜はラメ系統のメダカなので、固定率は高めと言えそうです。
ですが、自分好みの表現を持つ種親を使ったとしても、産まれてくる子供が同じ表現になるとは限りません。
夜桜から派生した品種は多くあり、裏を返せば、それほど多くの表現が産まれてくる品種であると言えそうです。
自分好みの表現に固定化させていくためには、選別・累代をしっかりと行う必要がありそうです。
夜桜メダカの値段
夜桜の成魚ですと、ネットでは3匹2,000円で販売されています。
メダカ専門店などでも置いてあることが多く、比較的古参の品種なので、手頃な値段で手に入れることができます。
メダカ飼育をこれから始める方にとっては嬉しい値段に落ち着いています。
夜桜メダカと女雛メダカの違い
夜桜と女雛の違いは、簡単に説明すると「ラメを重視しているか」「体色を重視しているか」になります。
この2品種は同じ掛け合わせから作出された兄弟関係に当たる品種たちです。
ラメ系統として選別・累代されたのが夜桜。
柿色体色を重視して選別・累代されたのが女雛。
このような違いがあり、どちらも同じ親を元にしているため、夜桜から女雛のような表現を持つ個体が産まれてくることもあります。
夜桜メダカはどこで買える?売ってる?
夜桜は「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」など多くの場所で購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
お目当てのメダカが販売されていないことや、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。