メダカの飼い方
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秋冬のメダカ飼育でめだか初心者がやりがちな失敗とは?

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今回のテーマは「秋・冬のメダカ飼育で初心者がやりがちなあの失敗」です。

今年の春からメダカを飼い始めて

初めて寒い季節を迎えるんだけど

気を付けた方がいいことって何があるんだろう?

こんな疑問を持ってはいないでしょうか?

もしくは、去年の秋冬のメダカ飼育が上手くいかなかった方へ

お伝えしたい初心者がやりがちな失敗はズバリ「エサの与えすぎ」です。

秋冬に限ったことではないですが、基本的にエサの与え過ぎはいい結果を生みません…

極端な例ですが、僕がもしメダカ飼育を始めたばかりの方に

エサを”沢山与える”のと”少ししか与えない”のだったら

どっちが良いですか?

と聞かれたら間違いなく”少ししか与えない方がいいです”と答えると思います。

そのように答える理由と、1度に与えるエサの量の目安について、

実際にご覧いただきながら説明していきたいと思います。

記事の後半では、逆にエサを与え過ぎても問題ないというケースも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧下さい^^

それではみていきましょう!

エサを与え過ぎてはいけない理由

エサを一度に大量に与えてはいけない理由…それは”食べ残しが水を汚すからと消化不良を起こしやすくなるから”です。

特に秋や冬などの気温が低い時期は、メダカの活性が下がって餌食いが悪くなるので注意が必要です。

夏と同じ量と頻度でエサを与えてしまうと間違いなく失敗します。

メダカ飼育を始めたばかりの方によくあるのは「なぜかメダカが死んでしまうんです、どうしたらいいですか?」という質問です。

僕自身もメダカに限らず、魚を飼い始めたばかりの頃は”なぜか死んでしまう問題”にずっと悩んでいました。

そしてよくよく話を聞いてみて、僕自身も過去を振り返ってみると「エサの与え過ぎ」が根本の原因なんじゃないかなと思っています。

先ほどもお伝えしたように、エサを一度に与え過ぎてはいけない理由は”食べ残しが水を汚す”からです。

水を汚すというのは、ただ単に水が濁って見栄えが悪くなるというだけでなく、

エサの食べ残しが分解される過程で発生する”アンモニア”がメダカにとって、めっちゃ有害なんですよね…

難しい言葉を使わずに説明すると、そのめっちゃ有害なアンモニア(ゲームで言うラスボスだと思って下さい)をバクテリア(勇者だと思って下さい)が比較的ましな物質(下っ端)に分解してくれる仕組みが”生物ろ過”という仕組みなんですよ。

僕ら人間の目には見えないのですが、水の中ではこんな争いが起こっているんだなーと想像してみて下さい。

本来であればこの仕組みが1ヶ月〜3ヶ月くらいかけてゆっくりと自然に出来上がってくるのですが、この仕組みが出来上がる前にアンモニアというラスボスが沢山溜まってしまうと…

“アンモニア中毒”という現象が起きてしまって、メダカが死んでしまうという結果になってしまいます。

恐らくメダカ飼育を始めたばかりの方にとっては…

ちゃんとエサを与えていたのに

どうして○んでしまったんだろう…?

と思うかもしれませんが、実はその”ちゃんとエサを与えた”ということに原因があったのかもしれません。

ちょっと皮肉な話ですが、あまり世話をしない方が上手くいくことが多いっていう意外な事実は、ここに隠されているのかも?しれませんね。

あとエサを与え過ぎてはいけないもう一つの理由は、消化不良を起こしやすくなるからです。

水温が高ければメダカの活性も上がって消化能力も上がるので大丈夫なことも多いのですが、

秋や冬などの水温が低くなる時期は、メダカの消化能力が下がるので注意が必要です。

意外かもしれませんが、メダカは冬眠をする生き物です。

真冬の間は秋までに蓄えた栄養や水中に漂う微生物を食べて春を待ちます。

野外飼育であれば、容器の底の方でじっとして動かないので多くのエネルギーを必要としません。

加温しない限りは室内飼育であっても、秋冬のエネルギー消費量は落ちます。

なのでエサを与えない、もしくは少ししか与えない方がいいとお伝えしたのはそんな理由からです。

一度に与えるエサの量の目安

エサを与え過ぎない方がいいですよとお伝えしましたが、今度は一度に与えるエサの量の目安についてお伝えしていきます。

今メダカ飼育でよく使われるカインズのNV BOX13(大体10ℓ)にメダカの成魚が4匹入っています。

そんな条件ですと僕が一回に与えるエサの量はこの位です▼

容器内のメダカの匹数や食いつき具合・季節によって、エサの量を調節する必要はありますが、

少し足りないかも?くらいで3分以内に食べ切れる量が目安です。

3分以内で食べ切れなければ与え過ぎなので、水を汚す前に食べ残しを取ってあげることをオススメします。

エサを与え過ぎても問題ないケース

続いて今までの話とは逆に、エサを与え過ぎても問題ないケースをお伝えしていきます。

それが”暖かい季節かつすぐに水換えが出来る場合”です。

先ほどもお伝えしたように、エサを与え過ぎるのが良くない大きな理由は”水を汚すから”と”消化不良を招くから”です。

ということは…水が汚れる前に水換えが出来て、かつ消化不良にならないくらいメダカの活性が上がる時期であればエサを与え過ぎてしまっても大丈夫な場合が多いです。

実際にプロのブリーダーさんの中には早く成長させるために、活性が上がる時期に大量のエサを与えては水が汚れる前に水換えをして…というのを繰り返して成長を促しているという方もいます。

非常に手間と時間が掛かる方法ですし、何より豊富な経験があってメダカの状態を見極められる方でないと難しいと思いますので、万人にオススメ出来る方法ではないのですが、

メダカの活性が上がる春夏と活性が下がる秋冬では、エサの与え方にも注意が必要ということが少しでも伝わったら嬉しいです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

最後にもう一度おさらいです▼

エサを与え過ぎてはいけない理由

エサを一度に与え過ぎてはいけない理由は2つ

“食べ残しが水を汚すから”と”消化不良を起こしやすくなるから”です。

特に秋や冬などの気温が低い時期は、メダカの活性が下がって餌食いが悪くなるので注意が必要です。

夏と同じ量と頻度でエサを与えてしまうと間違いなく失敗してしまいます。

野外飼育のメダカは冬眠をする場合が多いので、地域によっては真冬の時期はエサを与えなくても大丈夫です。

ぜひ日々のメダカの状態を観察しながら、調節してあげるようにして下さい。

この記事を見ている方の中には、メダカ飼育を始めてから初めて寒い季節を迎えるという方もいらっしゃるかと思います。

不安な気持ちもあるかと思いますが、こうやって自分の飼っているメダカのために記事を見て勉強している方ならきっと上手くいくと思います!

簡単なようで難しい、単純なようで奥深い改良メダカの世界ですが、

“メダカは一生の趣味にする価値があるくらい面白い”と僕は本気で思っているので、

これからも一緒にメダ活楽しんでいきましょう!

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最後までご覧いただきありがとうございました^^

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