サファイアメダカの特徴・値段・固定率・販売箇所について紹介します!
大人気の「サファイアメダカ」について、特徴や値段、固定率などを説明していきます。
サファイアは、2020年に発表された品種ですが、今もなお根強い人気を誇っています。
サファイアを元にした品種もたくさん作出されており、今後ももっと新品種の作出が期待されています。
サファイアメダカの特徴
煌びやかで上品な輝きを魅せるサファイアメダカは、元々は黒ラメ幹之(みゆき)の改良を重ね、誕生したメダカです。
サファイアメダカは岡山県美作市にあるメダカ専門店「静楽庵(じょうらくあん)」で2020年に発表されました。
「背ビレなし黒ラメ幹之サファイア系」として販売されており
最近では「サファイア」という名称が馴染んできました。
2021年に開催された第1回日本メダカ大賞では見事、サファイアが金賞グランプリを受賞しました。
日本メダカ大賞とは、SNSやマスメディア等で話題が集まったメダカをホームページで投票、集計してランキング形式で発表されます。
金賞「サファイア」の投票数は65件で総投票数が134件あった内の約半数を獲得したことから、サファイアメダカに根強い人気が集まっていることが分かります。
サファイアの元となった「黒ラメ幹之」の特徴は、体色はブラックでラメはカラフルな色合いをしています。
オレンジや赤、青、水色、金色など多色なラメが魅力的ですが、サファイアの体色は青系でラメも単色の青色です。
黒ラメ幹之の背ビレがない青みの強い親を選んで、累代繁殖を繰り返し、黒ラメ背ビレなしサファイア系が誕生しました。
体外で輝く青色のラメがなんといっても特徴的です。
ラメメダカと比べると背中に広がる青色のラメの範囲広く、頭の先から尻尾近くまでぎっちりと入ったラメにうっとりしますね。
サファイアメダカの作り方
改良メダカは田んぼなどに生息する野生のメダカが、長い年月をかけて突然変異したことを元に、珍しいメダカ同士を掛け合わせて品種改良されました。
近年では品種改良が進み、数百種類の改良メダカが存在します。
サファイアメダカを作る為には、特徴的であるラメが広い範囲にあり、青みの強い、親メダカを選ぶことがとても重要になります。
黒ラメ幹之を選別して累代繁殖を繰り返し、理想のサファイアメダカを作りましょう。
サファイアメダカの値段
値段はラメの乗り方や背ビレの有無などピンキリですが、調べたところ平均は5,000円前後の様です。
主な購入方法はメダカ専門店やインターネットなどです。
ヤフオクでの高額購入は約50,000~80,000円、ペアでは約120,000円とまだまだ人気の品種です。
またヤフオクでサファイアメダカの卵を買う時は要注意です。
中には写真を加工して販売する悪質な人もいて、実際には全く違う品種の卵だったという話をよく耳にします。
信頼できそうな販売者さんと出会えるといいですね。
サファイアメダカは、「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」などで購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
サファイアメダカを販売していない可能性や、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。
サファイアメダカの育て方
メダカを飼い慣れている人や水質管理に慣れている人であれば、サファイアメダカの飼育は難しくはありません。
元々体色がブラック系のメダカなので、美しい体色を維持する為、黒色の飼育容器がオススメです。
なぜならメダカは敵から身を守るために、周りと同じ色に体色を合わせることができます。
白い容器なら薄く、黒い容器なら濃くなるので、体色が薄くぼやけると美しさが半減してしまいます。
しかし幼魚までは白容器で飼育するのがオススメです。
そうすると幼魚の時はラメの煌めきが変わってきます。
こればかりは実際に育てて試すに限ります。
実験を重ねて自分好みのサファイアを育てましょう。
サファイアメダカの固定率
固定率とは、親の持つ特徴が生まれた子供に受け継がれる確率のことです。
サファイアメダカ同士であれば高確率でサファイアメダカが生まれるので、固定率は非常に高いです。
その為、価格は高いとは思いますがメダカの飼育に慣れている方は、サファイアメダカの累代繁殖は挑戦しやすいと思います。
最後に
今回はサファイアメダカについて調べてみました。
メダカに興味のない人でもサファイアメダカをひと目見ると、その美しさに見入る人が多いのではないでしょうか。
サファイアメダカをきっかけにメダカに興味を持つ人が増えてくれると嬉しいです^^