パンダメダカの特徴や種類、固定率について紹介します!
パンダといえば、まず思い浮かぶのは動物園にいる愛らしいパンダですよね。
実はパンダという名前がついた金魚や熱帯魚までいるのです。
パンダ金魚やパンダ熱帯魚は体色が白と黒でその色合いからパンダを連想させますね。
そしてメダカにもパンダの名前がついた可愛らしいメダカが存在します。
今回はそんな女性に大人気のパンダメダカについて解説していきます。
パンダメダカの特徴は?
パンダメダカの最大の特徴は目です。
パンダメダカは他のメダカが目の周りに持っている光を反射する部分がない品種で
目の周りが大きく黒色で縁取られたようになっています。
その大きく黒い目がパンダのように見えることからパンダメダカと名付けられました。
パンダのような特徴的な見た目から根強いファンがいて人気の品種です。
そんなパンダメダカの中にもランクがあり、目の黒さが目全体の70%以上あると、パンダメダカと呼ばれ、70%以下であると良個体のパンダメダカと区別されます。
最大の特徴である黒目を楽しむ為、横から鑑賞できる水槽での飼育がオススメですよ。
パンダメダカはどうして体が透けているの?透明鱗って何?
透明鱗とは、メダカが持つ虹色素胞と黒色素胞などが一部欠如して体が透けて見えます。
パンダメダカは体全体が透き通っていて、目元が黒く、個体によっては、内臓や浮き袋、骨まで透けて見える個性的な見た目をしています。
透明鱗は、透明鱗、半透明鱗、強透明鱗の三つの種類に分けられます。
一般的な透明鱗メダカは体色に透明感があり、頬の部分の虹色素胞の欠如により透けて赤く見える特徴をしています。
半透明鱗はオーロラメダカなど、普通鱗と透明鱗の間で体色に透明感があります。
強透明鱗は目の周りの虹色素胞が欠如していて、目は黒く、頬は赤く、内臓などが透けて見える形質をしています。
パンダメダカは分類される三つの中で最も透明鱗としての度合いが高い、強透明鱗に当てはまります。
パンダメダカの固定率や種類は?
パンダメダカの固定率はやや高く70%程です。
透明鱗の形質がより強く現れた強透明鱗で目の周りの黒色の度合いが高い親メダカを選別して交配させていきます。
透明鱗のメダカを繁殖させているとパンダメダカが生まれてくることがあるんだとか。
基本的に目の周りが黒くてパンダのように見える品種をパンダメダカと呼んでいます。
パンダのように見える愛らしい見た目から女性にとても人気の品種ですので、様々な品種を掛け合わせて、いろいろな体色のパンダメダカの改良品種が誕生しています。
体型は個体によって様々で主に普通体型、ダルマ体型、ヒカリ体型です。
ダルマ体型のメダカはころんとした見た目が愛らしく人気ですが、元々は掛け合わせによる突然変異で誕生したメダカなので、
背骨が短くなっている分、内臓に負荷がかかって消化不良をおこしやすいです。
ヒカリ体型は背まがりになりやすく子メダカにも遺伝するので選別の際は注意して上見と横見両方から確認しましょう。
パンダメダカは初心者にオススメ?飼育してみよう!
メダカは基本的に飼育が簡単な魚と言われていますが、特にパンダメダカは初心者にオススメのメダカとしてもよく紹介されています。
繁殖力も非常に高く、メス2匹に対してオス1匹の割合で飼育すると、比較的簡単に繁殖することができます。
パンダメダカと交配するメダカの種類によっても、色の違うパンダメダカを繁殖させることもできるので初心者でも掛け合わせに挑戦することが可能です。
価格も1匹200円程度でお買い求めやすく、可愛らしいメダカをリーズナブルにほしい方にオススメですよ。
しかし親メダカはお腹が空いて餌が足りていない時は、卵や稚魚を食べてしまうことがあるのでなるべく早めに親メダカと卵を別の容器に移しましょう。
今回紹介したパンダメダカは見た目の愛らしさや価格、育てやすさから初心者にもオススメの品種です。ぜひメダカを飼育してみたいと思っている方はパンダメダカを育ててみてはいかがでしょうか。
パンダメダカはどこで買える?売ってる?
パンダメダカは、「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」などで購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
パンダメダカを販売していない可能性や、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。