メダカに水道水そのままはダメ!メダカにとって適切な水温や水質をお伝えします
メダカを飼育する時に、最初に考えないといけないのが「水」についてです。
メダカにとっての水は、人間にとっての空気と同じです。
生きていく上で欠かせないものであり、水の状態によって、メダカの体調も変化します。
私たち人間も、空気が汚れていたり、気温が暑すぎたり寒すぎたりすると体調が崩れてしまいますよね…
今回は、メダカ飼育に大切な「水」について解説するので、ぜひ最後までご覧ください^^
それでは見ていきましょう!
メダカ飼育は水道水でいいの?飼育水に必要なのは水温と水質!
メダカを飼う水は、家庭の蛇口から出てくる水道水でOKです!
ですが、そのまま使用するのはNGで、1つだけ条件があります。
それが「カルキ抜きをした水道水を使用すること」です。
多くの家庭の蛇口から出てくる水道水には、カルキと呼ばれる消毒のための塩素が含まれています。
このカルキは、人間にとっては飲める水にしてくれる大切な物ですが、メダカにとっては毒になります。
よって、メダカを飼育する水はカルキを抜いた水道水を使用する必要があります^^
水道水のカルキを抜く方法は主に2つ
水道水のカルキを抜くのは、難しくありません。
多くの人は、こちらの2つの方法でカルキ抜きをしています。
バケツなどに水道水をくんで、外に1日置いておく
水道水をバケツなどの容器に入れておき、外に1日放置しておけば自然とカルキは抜けてくれます。
太陽光の当たり具合と水温によって、カルキが抜ける時間に差があるみたいで、長時間太陽光が当たるほど、水温が高いほどカルキは早く抜けるようです。
カルキ抜きができる商品を使う
100円均一などでも買えますが、カルキ抜きができる商品を使うのも手軽でオススメです。
多少のお金は掛かってしまいますが、普通の水道水をすぐに飼育水に変えることが出来るので、僕自身とても重宝しています^^
頻繁に水換えをしない&容器が1つだけなのであれば、100円のカルキ抜きで3ヶ月は持つと思います。
メダカにとって適切な水温とは?(稚魚も同じ)
メダカの品種によって適切な水温は変わってきます。
ですが、一般的な多くのメダカにとっての適温は「15度〜28度」になります。
水温が30度を超えてしまったり、15度を下回ってしまうと、メダカは元気を無くしてしまい、食欲も低下してしまいます。
さらに水温が低下して、5度〜0度になると、ほとんど動かなくなり冬眠の準備に入ります。
実はメダカも冬眠するんです。
メダカにとって適切な水質とは?(稚魚も同じ)
メダカにとって最適な水質とは、不純物がなく透明で綺麗な水であることと中性であることです。
中性かどうかは、ph(ペーハー)という尺度で測ります。
phが7.0前後なら中性で、6.0未満だったら酸性、8.0以上だったらアルカリ性となります。
また、水中に良質なバクテリアが繁殖していることも、良い水質の条件です^^
メダカにとって悪い水質とは?
逆にメダカにとって悪い水質を知ることで、上手にメダカを飼うことが出来ます。
悪い水質とはこの通りです▼
- 残り餌などで濁った水
- 酸素が不足している水
- 二酸化炭素が多すぎる水
- 不純物などが混じっている水
餌の残りやフンが原因で、水が濁ってしまっているなら、すぐに水換えをしてあげましょう。
また、水中の酸素不足を補うために水草を入れるのは効果的です。
ですが、あまりにも多くの水草を入れてしまうと、水に溶ける二酸化炭素が多くなってしまうので、注意が必要です。
水草は植物なので、日に当たっていない時(夜とか!)は呼吸をするのです( ;∀;)
まとめ
メダカ飼育において、飼育水の管理はとても重要です。
蛇口から出てくる水道水をそのまま使用するのはNGなので、必ずカルキを抜いた水を使いましょう^^
また、メダカにとって最適な水温と水質は以下の通りです▼
水温
15度〜28度
水質
不純物がなく透明で綺麗
中性
良質なバクテリアが住み着いている
ぜひ!上手なメダカ飼育の役に立ててください^^