メダカ飼育におけるエアレーション(ブクブク)の役割と正しい使い方
今回は「メダカ飼育におけるエアレーション(ブクブク)の役割と正しい使い方」というテーマで話していきたいと思います。
早速ですが、皆さん!

メダカの飼育容器にエアレーションは入れてあげていますか?
実は僕のYouTubeチャンネルでも、エアレーションについては、過去に何度かお伝えしたことがありますが、その役割や正しい使い方についてはお伝えしていませんでした。
エアレーションは上手に使えば、メダカや飼育者にとってもメリットが多い便利アイテムですが、実は使い方を間違えるとメダカがポツポツと死んでしまう原因にもなってしまいます。
メダカのために良かれと思って入れているエアレーションが、かえってメダカの死因になってしまっているかも?しれません。
今回はそんなエアレーションの役割や、メリット・デメリット、注意点までお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、この記事を作っている僕自身はオンラインショップでメダカの生体とメダカ飼育の役に立つグッズを販売しています。
もし僕が飼育・選別したメダカを飼ってみたいなど、興味を持って下さった方は、ぜひ下記のリンクからオンラインショップを覗いてみて下さい。
それではみていきましょう!
エアレーションの役割とは?メダカ飼育で得られる5つのメリット
早速ですが、メダカを飼育するにあたって「エアレーション(ブクブク)は必要なのか?」と疑問に思う方も多いかと思います。
先に結論からお伝えしてしまうと、メダカはエアレーションがなくても飼育することは出来ます。
それは、野外で飼育する場合も室内で飼育する場合も、エアレーションはなくても大丈夫です。
ですが、適切にエアレーションを使ってあげることで、メダカにとっても飼育者にとってもメリットが非常に多いです。
なので、メダカ飼育そのものはエアレーションがなくても可能ですが、僕の意見としては、使い方さえ間違えなければ、エアレーションはメリットが大きいので、ぜひ導入を検討していただきたいと思っています。
そもそもエアレーションとは?
まずは、エアレーションの基礎知識からご説明していきます。
一般的にアクアリウムで言われている「エアレーション」とは、水中に酸素を供給するための装置のことを指します。
気泡が出てきたり、気泡によって水面がボコボコする、その様子から「ブクブク」と呼ばれることも多く、エアポンプとエアストーン、スポンジフィルターなどを組み合わせて使用します。
エアレーションの役割とメリット
メダカ飼育におけるエアレーションの主な役割とメリットとしてはこちらの通り▼
- 水中へ酸素を供給してくれる
- 飼育水を循環してくれる
- 水質維持をサポートしてくれる
- 油膜を防止してくれる など
エアレーションには、主にこんな役割があります。
エアレーションの仕組みもそこまで複雑ではなくて…
エアポンプがホースを通じて空気を送り込むことで、エアストーンやスポンジフィルターから気泡が発生します。
その見た目から、エアポンプが直接酸素を送り込んでいると思われがちですが、実はエアポンプが送り込む酸素の量よりも、
エアストーンやスポンジフィルターから発生した気泡が水面を揺らして、飼育水と空気を触れさせることで水中に酸素を溶け込ませています。
また、エアレーションは酸素の供給だけではなくて、発生する気泡によって、水中に水の流れができるので、飼育容器内の酸素濃度と水温を一定にするという役割もあります。
さらにさらに、エアレーションをしてあげることで、飼育水をキレイな状態に保ちやすくなります。
メダカがフンをしたり、エサの食べ残しが出たりすると、水の中にアンモニアという有害な物質が溜まっていきます。
ですが、水中やろ材などに住んでいるバクテリアがこのアンモニアを分解して、毒性の少ない物質に変えてくれます。
このバクテリアがしっかりと働くためには(バクテリアの活性をあげるためには)、酸素が必要なので、エアレーションをするとバクテリアの働きが良くなり、水がキレイに保たれやすくなるという仕組みです。
こんな感じで、酸素を供給しているだけと思われがちなエアレーションですが、実はそれ以外のメリットも非常に多いです。
メダカの酸欠を防止することだけがエアレーションの役割ではないというのは、ぜひ覚えておいていただきたいです。
色々とエアレーションのメリットをお伝えした中で、僕がほぼ全ての飼育容器にエアレーションをしている一番の理由が、実は「油膜の防止」です。
メダカを飼育していると、餌に含まれている油分などが原因で、どうしても油膜が発生してしまいます。
野外飼育であれば、風で水面が揺れると、油膜は無くなることが多いですが、室内飼育の場合は、風で水面が揺れることが少ないので、油膜が残ってしまいがちです。
油膜が残ったままですと、水中に酸素が供給されにくくなりますし、なにより見た目が悪くて嫌なんですよね…
油膜自体は、エアレーションをしなくてもキッチンペーパーを使うことで取り除くことは可能ですが、毎回やるのは手間が掛かるので、ちょっと面倒です。
なので、自動で油膜を防止してくれるので、僕は室内飼育の場合は特に、エアレーションをするようにしています。
メダカ飼育でエアレーション(ブクブク)を使う時のデメリットと注意点
続いて、メダカ飼育でエアレーション(ブクブク)を使う時のデメリットと注意点についてお伝えしていきます。
メリットが多いエアレーションですが、当然デメリットもあります。
それがこちら▼
- 電気代が掛かる
- 機械音や気泡の破裂音がする
- 油膜防止にはなりますが、完全に取り除くわけではない
- 水流が強すぎるとメダカが疲れる など
こんな感じなので、順番に説明していきます。
エアレーションをするためには、コンセントを繋いでエアポンプを動かす必要があるので、当然電気代が掛かりますし、エアポンプは機械なので、ブーンといった機械音や、パチパチといった気泡の破裂音がします。
これは分かりやすいデメリットかなと思いますが、エアレーションに掛かる電気代は月数百円、場合によっては数十円程度とそこまで高額ではありませんし、音に関しても消音タイプのエアポンプであれば、寝室でない限りはそこまで気にならないので安心して下さい。
あとは先ほど、エアレーションは油膜の防止になるとお伝えしましたが、油膜が発生し続ける原因である「残り餌」や「水質の悪化」を解決しなければ、根本的な対策にはなりません。
なので、エアレーションをしている環境であっても安心はせずに、餌の与え過ぎに気をつけたり、定期的な水換えは、しっかりとやってあげる必要があります。
これらのデメリットはそこまで大したものではありませんが、それよりもエアレーションをする上で、絶対に注意しなければいけないことは、エアレーションの強さです。
実は、野生のメダカは元々田んぼや池など、水の流れが緩い場所に生息しているので、強い水流が得意ではありません。
なので、エアレーションを導入する場合は、メダカが止まって休める場所が確保できるくらいの水流になるように、エアレーションの強さを調節することがとっても大切です。
ちなみに、エアレーションの強さはエアチューブの間にエアーコックを挟むことで簡単に調整することができます。
実はこれ、めちゃくちゃ重要なポイントで、

なぜかメダカがどんどん痩せてしまうんです…。
と相談に来られる方の話をよく聞いてみると、小さめの飼育容器なのにエアレーションを強くしている方が意外に多いです。
ある程度の大きさの水量が60Lほど入る大きめの容器ならまだしも、水量10Lほどの小さめの容器ですと、メダカが休む場所を確保できずに、強制的に運動しているという状態になってしまうので、メダカは痩せ細りやすくなってしまいます。
容器の大きさにもよりますが、エアレーションの強さは、ほんの少しだけ水面が揺れる程度で十分です。
また、もう一つ大切な観点として、メダカは水温が高くなるとエサをよく食べるようになり、水温が低くなるとエサをあまり食べなくなり活動が鈍くなります。
このことをメダカの活性が上がる下がると言いますが、冬場にエアレーションで水流を作ってしまうと、活性が下がって餌をあまり食べていないのに、強制的に運動しているという状態になってしまうので、これまたメダカは痩せ細りやすくなってしまいます。
なので、加温をしていない飼育環境であれば、水温が低い季節は、完全にエアレーションを止めるのが基本です。
こんな感じで、エアレーションは上手に使えば、メダカにとっても飼育者にとってもメリットが多く、心強い味方になってくれますが、使い方を間違えるとメダカが痩せてしまったり、最悪の場合死んでしまう理由にもなってしまいます。
なので、エアレーションがメダカや飼育水に与える影響を知って、飼育環境やメダカの状態に合わせて使い方を調節してあげるということがとっても大切です。
いかがでしたでしょうか?
今回は、メダカ飼育におけるエアレーションの役割とメリット・デメリット、それから注意点までお伝えしてきました。
最初にもお伝えしましたが、エアレーションは上手に使えば、メダカや飼育者にとってもメリットが多い便利アイテムですが、使い方を間違えるとメダカがポツポツと死んでしまう原因にもなってしまいます。
今回の内容を参考にしていただいて、ぜひ健康的なメダカを育てるのに役立てて下さい。
メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。
アクアセラピーやアニマルセラピーという言葉があるように、僕はメダカに出会ってから毎日のストレスが和らいで行くのを実感出来たり、毎朝起きるのが楽しみになったり。
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最後に
それでは、最後にもう一度おさらいです。
メダカ飼育におけるエアレーションの主なメリットはこちらの通り▼
- 水中へ酸素を供給してくれる
- 飼育水を循環してくれる
- 水質維持をサポートしてくれる
- 油膜を防止してくれる など
エアレーションを上手に使うことで、メダカの酸欠や油膜を防止することができますし、バクテリアの活性も上がって綺麗な水の状態を保ちやすくなります。
反対に、エアレーションの主なデメリットはこちらの通り▼
- 電気代が掛かる
- 機械音や気泡の破裂音がする
- 油膜防止にはなりますが、完全に取り除くわけではない
- 水流が強すぎるとメダカが疲れる など
この中でも特に、エアレーションによる強すぎる水流はメダカにとっては致命的です。
水流が強いかも?と思ったら、エアーコックを使って水流を調整してあげることを強くオススメします。
というわけで僕の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、
ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m
これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^