メダカの飼い方
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メダカを早く大きく育てるための秘訣:成長促進の方法と注意点

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今回は「メダカが大きくならないと悩んでいる方へ!メダカを早く大きく育てるために大切なこと」というテーマで話していきたいと思います。

最近よくいただく質問に…

メダカがなかなか大きくならないんですけど、どうしてでしょうか?

という質問があります。

メダカが大きくなってくれないなと思った時、多くの人は餌が足りないのかな…?と考えてしまいがちですが、

実はその原因は十中八九、メダカを飼育している環境に問題がある場合が非常に多いです。

メダカを室内飼育でかつ、こんな感じの環境で飼育してはいないでしょうか?

このような環境ですとメダカは大きくなってくれません。

メダカが大きくなってくれない時には、必ず何かしらの原因(特に飼育環境に原因)があります。

今回は、その理由についてとメダカを大きく育てるために大切なことをお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧下さい。

それではみていきましょう!

メダカを大きく育てるために大切なこと

メダカを大きく育てるために必要なこと。

先に結論からお伝えしてしまうと、こちらの通りです▼

メダカを大きく育てるために大切なこと
  • 口が広くて大きな容器
  • たっぷりの水量
  • 過疎飼育
  • 少量多給餌
  • 高頻度の水換え
  • 高めの水温
  • 日照時間12時間以上

色々と書き出しましたが、これらの中でも特に重要なのが「口が広くて大きな容器にたっぷりの水を入れて過疎飼育をすること」です。

この3つの条件さえ守れていれば、秋冬のような低水温が続く季節でない限り、野外飼育の場合ですと普通に飼育をしてあげるだけでも自然と大きく成長してくれると思います。

逆に言えば、どんなに大量に餌を与えたとしても口が狭くて水量が少ない容器で過密飼育をしていれば、メダカは大きく成長してくれません…

先ほどご覧いただいた子達が大きくなってくれないとお伝えした理由はココにあります。

種類によって限度はありますが、メダカに限らず魚の大きさは環境によって左右されます。

こちらフランスで釣り上げられた巨大な金魚ですが、なんと体重30キロ。

後にキャロットと名付けられたこの金魚は、きっと餌が豊富で巨大な池に放流されたからこそ、この大きさにまで育ったんだと思います。

どんなに愛情を注いで育てたとしても、普通の金魚鉢で育てていたとしたら、ここまでは大きくならなかったことでしょう。

メダカを早く大きく育てるための+α

先ほど基本的には「口が広くて大きな容器にたっぷりの水を入れて過疎飼育をすること」でメダカを大きく育てることができるとお伝えしましたが、

そのちょっと番外編のような位置づけで、メダカの成長速度を早めるための方法をお伝えします。

そのキーワードが「少量多給餌」と「高頻度の水換え」です。

ここからは詳しく理屈まで話してしまうと、かなりマニアックで専門的な話になってしまうので、なんとなーくイメージしていただけるようにざっくり解説でお伝えしていきます。

まず「少量多給餌」というのは読んで字のごとく、少量の餌を沢山の回数与えるという、餌の与え方のことです。

これはイメージしやすいと思いますが、人間と同じようにメダカも基本的には、ご飯を沢山食べれば食べるほど身体が大きくなる確率が高まります。

ですが実は、メダカには胃がありません。

胃がないということは食べた物を体内に長時間留めておく事が出来ないので、餌からの栄養を吸収する効率が非常に悪いんですよ…

つまり、一回の餌(一度の給餌)から少ししか栄養を吸収することができないので、

少量の餌をこまめに回数を増やして与えてあげた方が、メダカの成長にとっては良い方法だということになります。

それとメダカを早く大きく育てるために、少量多給餌とセットで重要なのが「高頻度の水換え」です。

針子のうちは急な環境変化に特に弱いので、高頻度の水換えは止めておいた方がいいですが、ある程度育ったメダカだったら大丈夫です。

詳しい理屈については割愛しますが、水換えを行うとメダカの代謝が上がります。

代謝が上がったメダカは餌をよく食べるようになって、結果的に成長が早くなるというわけです。

注意点としては、ある程度の水温がないと(少なくても水温25℃程度は欲しい)

いくら水換え頻度を増やしても、そもそも活性が上がらずに餌を食べてくれないということです。

とはいえ、ゴールデンウィークも終わって、これから夏に向けて気温も上がってくると思いますので、水温に関してはそこまで心配しなくても大丈夫かなと思います。

今の時期は、

最近はメダカの卵が孵って、針子が生まれてきているよ!

という方も多いと思いますが、

もう少し気温が上がってきて朝晩の水温差が緩やかになってきたら、もっと針子を育てやすくなると思いますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

いかがでしたでしょうか?

今回は後半になるにつれて、ちょっとマニアックな内容になってしまったかなと思っています。

色々とごちゃごちゃ説明はしてみましたが、実際にメダカを飼育していると、この辺に関することは理屈ではなく感覚的に自然と分かってくるようになると思います。

…そしてもうバレているかもしれませんが、実を言うと僕自身はどちらかと言うとメダカ飼育もメダカの品種改良も「感覚派」なので、理屈や難しいことについてはあまり得意な方ではありません笑

ハッキリ言ってしまうと、自分が経験していないことは自信を持って答えられないです。

こうやってメダカについてあれこれ発信をしているので、先に自分で経験をしてみた後に根拠を求めて論文を読んでみたり、メダカ屋さんに聞いてみたりしながら、定期的に自分の中で答え合わせをするようにしています。

メダカ飼育に限ってことではないですが、やっぱり百聞は一見に如かず、自分の身を持って経験することが一番納得すると思いますし、誰かに話す際にも説得力があると思います。

なのでぜひ皆さんも、まずは自分で色々と試してみることをオススメします。

趣味は自分で試行錯誤するからこそ面白い。

自分だけのメダカの飼育方法を見つけて、これからもメダカの世界を楽しんでいきましょう!

メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。

アクアセラピーやアニマルセラピーという言葉があるように、僕はメダカに出会ってから毎日のストレスが和らいで行くのを実感出来たり、毎朝起きるのが楽しみになったり。

夢だった本作りに関わってメダカファンブックの編集を担当したりと、大袈裟ではなく人生が180度変わりました。

そんなメダカ好きが高じて、自分専用の養魚場として東京都内のビルの屋上を借りてしまうまでになりました笑

そんな実体験から僕はメダカを一生の趣味にする人を増やしたい!という思いで”メダ活のススメ”というブログやYouTubeで発信をしているので、チャンネル登録をポチッとよろしくお願いします!

登録者数 7,000名突破

最後に

それでは、最後にもう一度おさらいです。

メダカを大きく育てるために大切なことはこちらの通り▼

メダカを大きく育てるために大切なこと
  • 口が広くて大きな容器
  • たっぷりの水量
  • 過疎飼育
  • 少量多給餌
  • 高頻度の水換え
  • 高めの水温
  • 日照時間12時間以上

これらの中でも特に重要なのが「口が広くて大きな容器にたっぷりの水を入れて過疎飼育をすること」です。

また、メダカの成長速度を早めるためのキーワードは「少量多給餌」と「高頻度の水換え」です。

高頻度の水換えでメダカの代謝を上げて、少量多給餌で栄養の吸収効率を上げていくことで、メダカの成長速度が早まります。

今回お伝えしたことはあくまでも、普通の飼育方法+αの内容になりますので、まずはメダカを死なせずに育てられるということがとっても重要です。

そのための知識や僕の経験は今までも、そしてこれからも惜しみなく発信していきますので、ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m

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これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました^^

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