メダカの卵はほったらかしでも孵化するの?めだかの卵を放置するメリット・デメリットを紹介!
今回のテーマは「メダカの卵を放置したらどうなるのか?」です。
メダカを飼育していると、雌が卵を付けているのを見かけることがあります。
初めてメダカが産卵しているのを見ると、どうしたら良いか分からないことも多いと思います。
メダカの卵をほったらかしにして放置したらどうなるのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?
先に結論から言うと、メダカの卵はほったらかしにしても孵化します!
ですが、注意しなければならない点もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは見ていきましょう!
メダカの卵をほったらかしにしても孵化します!その理由とは?
先にお伝えした通り、メダカの卵はほったらかしにしてもちゃんと成長して孵化してくれます。
理由は至って単純で、メダカの卵は親メダカや人間が世話をしなくても、卵の中で細胞分裂を行い成長しているからです。
しかし、メダカの卵をほったらかしにしても成長するとはいえ、親メダカと同じ容器に卵を放置してしまうと卵が食べられてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、メダカの卵は孵化するのには必要な条件があります。
- 積算水温が250°Cに達すること(平均気温25°C × 10日間)
メダカの卵は、卵が浸かっている水温の合計が250°Cに達すると孵化していきます。
光が必要と言われることもありますが、屋外であれば太陽光、室内であれば部屋のライトの光量でも十分です。
250°Cに達すれば必ず孵化するのかといえばそうではありません。
基本的には、平均水温25°Cを10日間に渡って維持してあげる方が望ましいです。
あまりにも低い水温で長期間放置してしまうと卵がカビて孵化しなくなってしまったり、高すぎる気温で放置してしまうと奇形のメダカが生まれてきやすくなったり、
そもそも常識を超えた温度だと卵が煮えてしまうからです。
メダカの卵をほったらかしにするメリットは?
メダカの卵をほったらかしにするメリットは、人間の管理が楽になることです。
メダカの卵をしっかり管理しようとすると、無精卵を1つ1つ取り除いたり、卵にカビが生えないようにメチレンブルーを使ったり、定期的に水換えを行ったりと手間が掛かります。
しっかりと管理した分孵化率が上がるため、1匹でも多くメダカを育てたいという方は、メダカの卵はほったらかしにせずにしっかりと管理してあげることをオススメします。
メダカの卵をほったらかしにするデメリットは?
メダカの卵をほったらかしにするデメリットは、孵化率が下がってしまう可能性があることです。
卵を管理せずに放置してしまうと、無精卵や死んでしまった有精卵がカビてくることがあります。
そのカビてしまった卵をほったらかしにすると、今まで健康だった有精卵にもカビが移ってしまい、その有精卵も死んでしまう可能性があります…
そうして卵が入っている容器全体にカビが蔓延してしまうと、最悪の場合すべての卵がカビて死んでしまうこともあります。
卵をほったらかしにするのはとても楽ですが、1匹でも多くメダカを増やしたいと思ったら、せめてカビてしまった卵は取り除いてあげることをオススメします。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最初にお伝えした通り、メダカの卵はほったらかしにしても基本的には問題なく孵化します。
ですが、親メダカと卵の容器を分けてあげたり、カビてしまった卵を取り除いてあげたり、人間が手を加えることによって孵化率は格段に上がります。
メダカを1匹でも多く増やして育てたいと考えている方は、ぜひ手間と愛情を掛けて育ててあげて下さい!
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