紅ほっぺメダカの特徴や作り方・固定率や値段について紹介します!
皆さんは紅ほっぺと言えば何を思い浮かべますか?
大きくて色鮮やかなイチゴやリンゴでしょうか。
実はメダカにも紅ほっぺという愛らしいハウスネームのメダカが存在するのです。
今回はそんな紅ほっぺメダカについて解説します。
紅ほっぺメダカの特徴は?
紅ほっぺメダカの品種名は白透明鱗メダカといいます。
2007年にハウスネームの紅ほっぺメダカを近藤利継さんと北条忠義さんが作出されました。
紅ほっぺメダカの最大の特徴は真っ白な体色に映える、赤く染まったように見える頬です。
様々な品種のメダカの中でもトップクラスの可愛さではないでしょうか。
この頬が赤く染まっている理由は、メダカの体色を作り出している虹色細胞の色素がないことで、エラ蓋と言われるほっぺの部分が透けて血液の色が見えているからです。
愛らしい見た目から特に女性に絶大な人気を誇っているメダカなんだとか。
紅ほっぺメダカの作り方は?
様々な改良メダカのベースになっている白メダカとエラ蓋部分が透けて赤く見える透明鱗メダカとの交配で生まれました。
そして透明鱗とは光を反射する色素がないので体色がやや透き通って見えます。
紅ほっぺメダカは約15年前に作出された歴史あるメダカですが、その愛らしさから現在もなお大人気のメダカです。
上から観察してみると、体色が透けている為目が光っていてかっこよさもあり、個体によって顔付きが様々なので上見でも楽しめます。
上見だとかっこよくクールにも見える紅ほっぺメダカですが、やはり最大のチャームポイントの赤く染まった頬が可愛らしいので、横目で観察するのがオススメです。
紅ほっぺメダカは卵を食べるって本当?
実はメダカは雑食なので自分が産んだ卵を食べてしまうことがあります。
卵が大好物だとか美味しいからという訳ではなく、単純にお腹が空いているから食べている場合が多いそうです。
全てのメダカが必ずしも卵を食べる訳ではありませんが、繁殖期は特にエネルギーを使うので多くの餌が必要になり卵を食べてしまうんだとか。
もちろん生きるための術なのかもしれませんが自分の産んだ卵を食べるとは残酷ですね。
そして紅ほっぺメダカはあまり産卵床に卵を産みつけないので卵を見つけにくいです。
産卵に気がつかず、いつの間にか卵がふ化していたなんてことがあるので、よく観察して産卵したらすぐに卵と親メダカを別の飼育容器に分けましょう。
紅ほっぺメダカの固定率は?
紅ほっぺメダカの固定率は非常に高く90%と言われています。
固定率が高く、親メダカから生まれてくる子は親そっくりなので、鑑賞はもちろん、繁殖目的としても楽しめるメダカです。
しかし、ダルマ体型のメダカはダルマ体型同士を交配しても、ダルマ体型や半ダルマ体型、ヒカリ体型や普通体型など産まれてくる体型は様々です。
ダルマ体型の紅ほっぺが可愛いと人気ではありますが、体型に限らず白透明鱗のメダカが基本的に紅ほっぺメダカと呼ばれているようなので体型の違いも楽しんでいきましょう。
さらに白い体色のメダカは容器の色にも左右されにくい品種ですので、初心者の方でも比較的飼いやすい品種なのではないでしょうか。
紅ほっぺメダカの値段は?偽物に注意!
ヤフオクの過去180日間に落札された値段を調べてみると平均落札金額は1500円前後です。
そして気になる最高落札金額を見てみるとなんと約40000円の値段がついています。
詳細を見てみるとダルマ体型が可愛らしいまん丸でぷっくりとした紅ほっぺメダカでした。
やはりダルマ体型の紅ほっぺメダカは圧倒的な人気ですね。
しかしヤフオクの闇と言いますか、紅ほっぺメダカを買ったはずなのに白メダカが送られてきたとか、奇形や病気など購入する際には様々なリスクもあります。
ヤフオクの評価や口コミなどをしっかり見て判断しましょう。
最後に、飼育用に改良されたメダカは生態系に悪影響を及ぼすので絶対に放流はしないで下さい。
最後まで責任を持って育てる覚悟を持って、メダカの飼育を楽しみましょう。
紅ほっぺメダカはどこで買える?売ってる?
紅ほっぺメダカは、「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」などで購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
紅ほっぺメダカを販売していない可能性や、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。