メダカ飼育における「虹色素胞」とは?
メダカ飼育でよく聞く用語「虹色素胞」について、メダカ初心者の方が分かった気になれるように説明していきます。
※当サイトは「なんとなく分かった」を目的としているため、正確性に欠ける場合があります。
正確性の高い情報を求めている方は、こっそり回れ右してくださいm(_ _)m
「虹色素胞」について簡単に書くよ
虹色素胞とは、メダカの色や模様を決めている細胞の一種です。
鮮やかな色を生み出すための色素を持っているので、美しい品種を作るのに重要な役割を果たします。
「虹色素胞」について詳しく書くよ
虹色素胞は、鮮やかな色彩を生み出すための色素を持っています。
赤、青、緑などの色素が含まれていて、これらが混ざり合うことで多様な色彩が生まれます。
この色素の配分でメダカに現れる色彩が変わります。
虹色素胞内のグアニン(マニキュアやアイシャドウの原料にもなるもの)が集まってキラキラと光を反射する「ラメ」、虹色素胞が欠乏して目の白い部分が黒くなる「パンダ」などがあります。
メダカを飼育していると体色が変化することがあります。
背地反応の場合もありますが、環境の変化やストレス、体調不良などで虹色素胞の色素配分が変わってしまうことも原因です。
適切な飼育環境を整えることで、メダカの色彩を保つことができます。
自分の気に入った表現が変わってしまったという場合には、飼育環境を整えてみましょう。
「虹色素胞」について一言でまとめるよ
メダカの色や模様は、虹色素胞の色素配分で決まります。
美しい色彩を持つメダカをつくりたい場合には、虹色素胞も意識して表現をイメージする必要があります。
環境の変化で虹色素胞の色素配分が変化すると、メダカの体色が変わってしまうこともあります。
体色を変化させたくない場合には、飼育環境を整えることが大切です。
参考:「世界一美しいメダカの育て方 トップブリーダーが教える飼育と繁殖」 戸松具視監修 エクスナレッジ出版