マリンブルーメダカの特徴・掛け合わせ・固定率について紹介します!
爽やかな見た目で人気を博したマリンブルーメダカ。
10年前に作出された品種ですが、青い表現が好きな方には堪らない品種の1つではないでしょうか。
今回はそんなマリンブルーメダカの特徴・掛け合わせ・固定率を紹介していきます。
よく似た表現の深海メダカとの違いについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
マリンブルーメダカの特徴
マリンブルーは、青白い体色・青い腹膜に白い体外光が乗るのが特徴です。
2011年に長岡龍聖氏によって作出された品種で、現在は2022年なので10年以上の歴史があるメダカの品種になります。
「深海」と呼ばれる品種に似ていますが、体外光が乗るというところが深海とは異なる特徴となっています。
白い容器でかつ上見で飼育するのがオススメで、白い容器で飼育することによって、マリンブルーの最大の特徴でもある青い腹膜が綺麗に映えます。
メダカは黒い容器で飼育した方が映える品種が多いですが、マリンブルーを黒い容器で飼育してしまうと、青い腹膜が見えづらくなってしまいます…
マリンブルーメダカの掛け合わせ
マリンブルーは幹之メダカともよく似ている品種ですが、それもそのはず。
掛け合わせには「青・白幹之」が使われています。
青幹之メダカの中から、現在のマリンブルーに近い体色の個体を選別し、その個体に白幹之を掛け合わせて、体色が白に近くなるように選別していったようです。
黒色素が薄い個体を選別・累代をしていくのは、とても大変なことだったと思います…
マリンブルーメダカの固定率
マリンブルーの固定率は公表されていませんが、作出されたのが10年以上も前ということもあり
「青白い体色・青い腹膜・体外光」
これら3つを満たす個体が出てくる可能性は高めだと思われます。
ですが、体外光の太さや腹膜の青さは個体によって差があるので、自分の好みの表現に固定するためには、選別眼を養う必要がありますね。
マリンブルーと深海の違い
マリンブルーと深海はよく似ている品種ですが、その違いは簡単に言うと「体外光があるかどうか」になります。
※体外光=背中に伸びる光のこと。
マリンブルー…体外光あり
深海…体外光なし
深海の作出者も長岡氏になりますが、マリンブルーよりも深海の方が先に作出されたようです。
いずれにせよ、黒い容器で映えることが多いメダカの品種の中で、白い容器で映える品種に目を付け、表現の固定化までしてしまうのは凄いことです。
マリンブルーメダカはどこで買える?売ってる?
マリンブルーは、販売されてから時間が経っているので「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」など多くの場所で購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
マリンブルーが販売されていないことや、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。