【PART3】タオめだかオリジナル品種(リーフィー・ウィーディー)作出までの過程を発信!
こんにちは!タオです。
今回はオリジナル品種のハウスネームと名前の由来について話していきたいと思います。
実は先日、InstagramとYouTubeのコミュニティから、僕が今作出、累代を進めているオリジナル品種の名前を発表させていただきました。
それが「リーフィー」という名前です。
少し変なタイミングでの発表となってしまいましたが、このハウスネームだけはちょっとどうしても譲れないこだわりがあったので、このタイミングで発表させていただきました。
メダカの飼育方法ではなく、メダカの品種についてやオリジナル品種について語るとなると、どうしてもメダカ愛好家向けのマニアックな内容になってしまいます。
聞き慣れない言葉も出てきてしまうかと思いますが、こんなメダカの楽しみ方もあるんだなと思って、どうか楽しんでいただければ嬉しいです。
というわけで今回はこの「リーフィー」の名前の由来についてと、後半ではリーフィー作出の過程で生まれた別系統のメダカの名前についても発表していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
リーフィーの見た目の詳しい特徴については、PART2をぜひご覧ください。
それではみていきましょう!
タオめだかオリジナル「リーフィー」の由来
早速ですが「リーフィー」という名前は、オーストラリアに生息する海水魚”リーフィーシードラゴン”から取っています。
リーフィーの見た目の特徴は、リーフィーシードラゴン特有の枝分かれした葉っぱのような突起を、スワロー(=風雅)の形質で表現してみました。
なんでリーフィーシードラゴン???
という疑問がありそうですが、それはこの後お伝えしていきます。
ちなみに、スワローというのはメダカの各ヒレにある軟条(ヒレの中にある線のようなもの)が不規則に伸びるという形質です。
スワローの伸び方には個体差があり、成長と共にヒレの見た目がどんどん変化していき、より豪華になっていきます。
ラメや体外光など、メダカの表現を決めている形質は数多くありますが、僕はその中でも特にスワローや三色のような同じ品種でも「個体差」が出る品種が特に好きです。
大切に育てれば成長とともにどんどん表現が良くなっていく、成長するまでどのような表現になるのか分からない、兄弟だとしても個体差がある。
そんなどこか人間に近いところが、とても魅力的だなと思っています。
僕が今まで発信してきた「上手にメダカを育てる方法」を参考にしていただいて、成長するまでの過程も含めて楽しんでいただける品種になって欲しいという思いを込めて、リリースまでのあと少しを頑張っています。
現在、F3が卵を産んでくれています。
タオめだか活動名の由来
さて、ここからは
なんでリーフィーシードラゴン???
という疑問にお答えしていきます。
興味ないよという方もいると思いますが、少しお付き合い下さい笑
実は「タオ」という名前は本名ではなくてタツノオトシゴをもじった名前なんです。
水族館で一番好きな生き物は何ですか?
と聞かれたら「タツノオトシゴ」と答えるくらい好きなんです笑
本当はリーフィーを「タツノオトシゴ」をもじって命名しようと思ったのですが、良さげな名前が思いつかなかったので、
タツノオトシゴと見た目が似ているリーフィーシードラゴンから名前を取らせていただきました。
またタツノオトシゴは、縁起が良い生き物として知られています。
オスとメスがつがいになると一生を添い遂げ、オスが「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる袋の中でメスが産んだ卵をふ化させるなど、愛情深い生き物として知られています。
また、その見た目から竜の化身と呼ばれることもあって、昇り竜のイメージで幸運のシンボルとされています。
リーフィーがそんな”幸運の象徴”になるような品種になったら良いなと思っています。
ちなみに今年(2024年)がちょうど辰年というのも、なにか運命的なものを感じています^^
リーフィーの別系統の名前
続いて、リーフィー作出の過程で生まれたこちらの子達の名前を発表します。
この子達の名前は「ウィーディー」という名前にしました。
ウィーディーについては、「ウィーディーシードラゴン」という海水魚から取っています。
リーフィーシードラゴンと同じ分類の海水魚で、タツノオトシゴの近縁種にあたります。
リーフィーとの違いは体色のみで、リーフィーは黒、ウィーディーは白です。
ウィーディーは厳密に言うと灰色っぽい色合いをしていますが、アースアイ系統特有の体のメタリック感もありつつ、特にメスの青く光るヒレの一周光が魅力的な品種になっています。
実はウィーディーの方が累代が進んでいるので、もしかしたらウィーディーのリリースの方が早いかも?しれません。
ぜひ僕のオリジナル品種「リーフィー」と「ウィーディー」をよろしくお願いします!
いかがでしたでしょうか?
メダカのオリジナル品種と聞くと何だか難しそうに聞こえますが、オリジナル品種の作出、挑戦は誰にでも出来ます。もちろん特別な資格は入りません。
誰にでもオリジナル品種の作出に挑戦できるというのは、改良メダカの楽しみ方、醍醐味の一つでもあります。
そんな改良メダカの楽しみ方もあるんだということを広めたいという思いもあって、こうやって僕自身のオリジナル品種作出までの過程を発信しています。
上手くいかないことも多いですが、そんな物語的な感覚でぜひ一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。
というわけで僕の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、
ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m
これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^