幹之(みゆき)メダカはどこに売ってる?価格は?特徴・固定率は?
現在はメダカブームと言われており、メダカを品種改良し美しいメダカが多く生み出されております。
このメダカブームは2000年の初期ごろから始まっていますが、みゆき(幹之)メダカはそのブームを起こした一種と断言できるほど、今では人気で有名な一種です。
そこで今回はメダカブームの第一人者のみゆき(幹之)メダカについて紹介していきます!
これからみゆき(幹之)メダカを飼育したいと思われている方はぜひ最後までご覧ください。
みゆき(幹之)メダカの販売先は?どこに売ってる?
それでは、みゆき(幹之)メダカの販売先についてご紹介していきます。
みゆき(幹之)メダカは鑑賞用メダカとして、今ではそこまで珍しいメダカではなく人気であり有名です。
ですので、アクアショップでも取り扱っている店舗は多いです。
(たまにホームセンターでも販売しているのを見かけることがあるほどです。)
幹之メダカは、「ヤフオク」「ネット通販」「店舗」などで購入することが出来ます。
実際に自分の目で見て購入するかを検討したい方は、ぜひ「全国 メダカ屋まっぷ」をご活用ください▼
幹之メダカを販売していない可能性や、情報が最新ではない可能性もあるので、実際に訪問される場合には、公式SNSなどをご確認ください。
もちろんオンラインショッピングでも販売しており、有名会社としては楽天市場様、ヤフーショッピング様、アマゾン様などがあげられます。
現在はオンラインショップを利用する方が多数いらっしゃいますので、非常に販売元が多く手に入れやすい点もまた魅力と言えます。
またアクア専門ショップのcharm様でも販売しているため、初めてオンラインショップで生体を購入する方にはこちらを利用することもおすすめです。
みゆき(幹之)メダカの価格は?いくらするの?
上記ではみゆき(幹之)メダカの販売先についてご紹介しましたが、価格はどの程度なのでしょうか?
まず前提としてみゆき(幹之)メダカは、現在では飼育者や取扱店舗がかなり増えたことから、前述した通りかなり希少なメダカというわけでもなくなりました。
ただしその見た目の美しさから今でも人気な種なので、飼育したいという方が多いです。
私調べで、オンラインショップにて値段の平均を確認したところ1匹あたりの平均が200円ほどでした。
ただしヤフーオークション等でも購入できるため、安く購入しようと思えば可能です。
また現在はみゆき(幹之)メダカをベースに品種改良が進んでいるため、さらに値段が高い品種も販売しています。
オンラインショップで購入する際はお気に入りのみゆき(幹之)メダカを見つけたら必ずその種類び平均価格を調べてから購入するようにしましょう!
みゆき(幹之)メダカの特徴は?綺麗ってホント?
ここまでみゆき(幹之)メダカは現代では入手しやすく、価格も手ごろなことから生まれてから10年以上たった今でも非常に人気なメダカです。
もちろん人気で有名な品種なので、みゆき(幹之)メダカについてすでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、メダカ初心者の方向けにその特徴についてご紹介します!
みゆき(幹之)メダカの特徴を語るうえで外せないのが次の3つです。
- 体外光
- 体内光
- ラメ
体外光
みゆき(幹之)メダカの象徴ともいえる特徴の一つです。
みゆき(幹之)メダカは背中を青白く輝かせる細胞を持っており(虹色素胞)この細胞が特定の光の波長を反射することで、泳ぎながらも青白くとても美しい輝きを見せてくれます。
この光はみゆき(幹之)メダカがもつ代表的な特徴なので、「幹之的光」とも評されるほどです。
体内光
先ほどお伝えした体外光と原理は同じで虹色素胞が特定の光を反射することで、輝きを見せてくれます。
ただ体外光と細胞のならぶ位置が違い、体外光は背中側が光るのに対して体内光はメダカの中心に近いところが光ります。
光り方も違い外側が「キラキラ」光るのに対して、「ボヤっと」光ります。
また体内光は横からは光らず上方向が基本光りますので、ここもまた面白い光かたと言えます。
ラメ
ラメはメダカのうろこ1枚ずつが光る特徴の一つです。
体内・外光と同じ性質で光りますが、虹色素胞がうろこ1枚に集中することで、また違った輝きを楽しむことができます。
この3つの特徴を持ってみゆき(幹之)メダカの輝きを形成しています。
みゆき(幹之)メダカが発見されたのは2007年ごろ日本メダカ協会主催で始まった、めだか品評会にて菅さんが「背中光強メダカ」を出品し、さらに品種改良されたものが現在のみゆき(幹之)メダカです。
(ちなみにみゆきと言う名は菅さんの娘さんの名前がみゆきということで名付けられたそうです。)
そしてこのみゆき(幹之)メダカと楊貴妃メダカが全国に広まったことにより、現在のメダカブームが起きたと言っても間違いないでしょう!
またみゆき(幹之)メダカをさらに品種改良され、様々な光を輝かせるメダカが現在50を超えると言われています!
今後もさらに美しいメダカが増えると考えると楽しみでしょうがないですね!
みゆき(幹之)メダカの固定率はどのくらいなの?
ここまで見てくださった皆さんはもうみゆき(幹之)メダカが欲しくなったのではないかと思います!
実際に飼育をするなら繁殖もさせてみたいですよね?
ここで重要なのは固定率がどれくらいなのか?
つまり生まれるメダカの形質が親世代と同じように生まれる割合はどれくらいなのかが気になると思われます。
現代ではみゆき(幹之)メダカを飼育している方はかなりいらっしゃいますので、ネットでブログを挙げている方を比較してみました。
まず、全体的に固定率はそこまで高くはないようで、高い方でも5割、平均2~3割ほどのようです。
固定率が低いのであれば産卵数を増加させ、より多くのたまごを産ませることで必然的に親世代と同じ形質をもつメダカを誕生させる必要があります。
そこで重要なことは親世代を選別して交配させることです。
固定率を上げるためには親世代の遺伝子がより良質であることで固定率の上昇を狙えますので、見た目が近い生体を選別し、交配させましょう!
注意点としては生まれた子供世代をさらに選別し、また生まれての交配を続けること、つまり同じ遺伝子内で交配を続けすぎると奇形や病気に弱い世代が生まれてきやすくなってしまうため、新しい遺伝子を持つメダカとの交配も数回に一度は行いましょう!
※遺伝子が混じりすぎると産卵数も減ってきてしまうそうです。
みゆき(幹之)メダカから生まれる稚魚を増やす方法は?
それでは最後に生まれる稚魚についてご紹介していきます!
まず生まれる稚魚の数を増やす方法についてです。
ここで絶対に必要なのが産卵数を増やすために注意すべきことです。
まず前提として、メダカの産卵数は1回で平均10~50個ほどと言われております。
この産卵数を増やすには餌の栄養価バランスを考え、メダカ自体の体調はもちろん大きなメスであればあるほど産卵数が多くなる確率が高くなります。
産卵数を多くすることで、生まれる稚魚が親世代と形質が同じ量を増やしてみましょう。
無精卵を産む場合もありますので、産卵したら細心の注意を払って観察しましょう。
生まれる稚魚の数を増やす=産卵数を増やすとお伝えしましたが、飼育環境を整える以外にもオス・メスの数を調整することで、増やすことが期待できます。
メダカ以外にも共通することなのですが、産卵シーズンになるとオスは気性が荒くなりメスを奪い合います。
これにより、オスは傷つけあうため必然的に飼育水槽内にオスは少なめでメスを多めにしたほうが良いと考えられます。
割合でいうと4対6くらいのバランスが良いと思われます。
また無事、生まれた稚魚は親個体に比べて水質の変化や温度などにかなり弱いため飼育に最新の注意が必要です。
それだけでなく親個体とは別の水槽で飼育したほうがよいです。(親個体が誤飲してしまう可能性があるため)
以上お伝えした点を注意することで生まれた稚魚の生存率を上げることができます。
(個体によって病弱な個体もいるため死んでしまう可能性もあります)
みゆき(幹之)メダカはとても美しく様々な派生先があるメダカです。
ただし一般的なメダカと違い品種改良で生まれたメダカなので自然界では生きていけません。
飼育を一度決めたら最後まで責任をもって飼育しましょう!